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認定コンストラクション・マネジャーに合格する方法

今回は認定コンストラクション・マネジャー合格する方法をギュッと詰めて書いていきます。

資格のイメージは一級建築士と一級建築施工管理技士の延長線上のマネージャー系資格。

合格率は30~40%程度、
合格率だけでみれば難易度は高くありません。
しかしながら実際は資格要件もそれなりに高く、試験を受けられる多くの方がプロフェッショナル。
知名度も高くなく過去問やその回答も出回っていない。そのため勉強におけるロスが非常に大きい。
あと受験料が高額。

前置きはさておき、いきなりですが合格に必要な3つの条件を挙げると下記の通り。めんどくさいけどこれが最短。

1.CM協会に参加
2.講習会に参加
3.過去問によるテスト対策


それでは解説


1.CM協会に参加

いきなりなんだと思われるでしょうが、入会特典で今までの機関誌を全てゲットできます。
察しの良い方はすでにお分かりかと存じますが、同時に過去問もすべてゲットできるのです。
少々高いテキスト代金ではありますが他に攻略する手立てはありません。これがベスト。
ただし、問題だけで回答はありません。
そのため、自分で過去問を体系的にまとめて回答案を作っていくという地味な作業が必要。過去問については後述します。



2、講習会への参加

日本コンストラクション・マネジメント協会が行っている講習会は下記の通り。
・CMスクール(8回)
・CMガイドブック集中講座(2日間)

講習会に出席すれば合格率は飛躍的にあがります。
ノウハウを凝縮しているため、全て出席しても決して損はありません。特にプロジェクトフレームワークと建築のコストマネジメント(午前中)の回は良かったので興味のある方は是非。

とはいえ講習会費用は決して安くない。
試験対策として最低減の範囲の勉強ということであれば”CMガイドブック集中講座”がおススメ。

集中講座だけではサッパリわからんという方もいるでしょう。であれば、補助的にCMスクール(特に☆の少ない講習)に参加することをお勧めします。


3.過去問によるテスト対策

ここから本題。
先ほど少し触れましたが、過去問を体系的にまとめると勉強の効率はかなり上がります。
この試験も他の試験同様に定期的に同じ問題が出題されるからです。

そこでまず過去問から何度も出題される問題をピックアップ。範囲は5~7年で十分。
まとめていくと、問題の重複が多いことに気づくはずです。さらに新しい問題で根が深そうな問題もピックアップ。もっと勉強したい方はさらに遡りましょう。

私はエクセルシートにまとめました。
左半分が問題、右半分が回答です。おおよそA4で10枚程度。まとめかたはおまかせでどうぞ。

そして回答案づくり。
このテストで唯一の参考書であるCMガイドブックを引っ張り出して回答を埋めていきます。
また、講習会の資料は上手くまとめてあるのでそれで代用してもOK。

回答案をつくった後は何度も復習を行えば対策としては万全。記述式の問題については回答に講習会内容を嵌めこんで精度を上げましょう。

ちなみに私はすべての講習会に参加しました。
試験勉強時間は講習会を除いておおよそ30~40時間程度。電車に揺られながら1か月間、毎日1~2時間といったところですね。参考までに。楽しくなってきたぐらいで試験を受ければまず間違いなく合格できるとおもいます。

ただし前述の通り、簡単な試験ではありません。
あくまでこの手順で進めた場合という前提がつきますのであしからず。

以上です。

これであなたも資格をゲットだ!