ロンリーファイト

世界へはばたく建築士たちの酒場

自分にとって都合のいいバイアスを探し続けるおっさん

単純に原則ありき、で解ける問題とそうでない問題がある。

だれでも時間をかければ解ける問題を量産することは容易い。
考えなくても時間をかけるだけ。

もちろん原則に触れていない問題を解いても本人のレベルアップは望めない。
作業だから。
でも100点満点だったら気持ち良い。
次も頑張れる。

偶然の成功体験は自分にとって都合の良いバイアスを生む。

原則ありきの問題は、大多数にとって都合が悪い。印象や感情の先に答えがあるから。

もしかすると
リスクの先に真の答えがあるかもしれない。

リスクを取らないと成立しないなんてことは現実世界ではよくある。
普通に頑張っているだけでも、リスクを取らないとなかなか普通さえ成立しない。
まあ、それでもリスクを取らないですむ方法をずる賢く探す人間も多いんだけど。

どうすればきちんと勉強した受験生だけを合格させることができるのか?
試験作成者は常に考える。

みんなが100点満点を狙う試験で
きっちり勉強した受験生が70点しか取れない問題をつくってみたらどうだろうか。
この発想の先にある問題はどんなだろう。


一方、あるところでは100点満点を取る方法を売りにお金を稼ぐ。わかりやすい。
考えなくても解ける方法を教える。
リスクを取らない、自分から考えない、言われた通りにテンプレート通りで進めた先に夢のゴールがある。

一度錯覚すると、それが解けるまで同じところをループする。
錯覚してねじれた分だけお金はぐるぐる回る。


錯覚、バイアス、一発逆転
受験勉強をエンタメに、
瞬間の気持ち良さを積み上げて迷う事なく突き進む。確かに必要な要素かもしれない。

真実よりも相手にとって都合の良いバイアスの方がお金を生む。
そして、またお金を払うほうも
リスクを取らない、自分から考えない、言われた通りにテンプレート通りで進めることを至上として考える。

本当の成功に近付けるかどうか、なんてことはもはや考えていない。










そして、いつの日か錯覚に気づき、真実に近づく。
その真実、真理に従って一瞬の成功をつかむ。

同時に普通の感覚を失っていく。

突き抜けたかもしれない。

特別になれたのかもしれない。

けれど、そうなると普通の人には理解してもらえない。
悦に入っても共感は得られない。
それどころか人は離れていく。


選ばれなければならない。
選ばれ続けなければならない。
誰かを幸せにしてお金を稼がないとプロとして成立しない。


主張や批判はどんなバカでもできる。
わかっていて、
それでも受け入れる。


壊れないハートをつくる。
超大変。


自分にとって都合の良いバイアスが生まれる原因は、負けを受け止めきれないから。
そしてまた負ける。

でもそれでいい。

負けて負けて負けつづけて最後に勝つ。

その過程は糧になる。ここに来て親父ギャグ。

僕らはみんなおんなじだ。
同じところをぐるぐる回る。

そして、時間と共におっさんが加速する。